
8/30.31 富戸LOG
8月 31日 2025
8/30.31 富戸LOG
海況穏やか
透明度10m
水温20〜26度
こんにちは!イズライフの幸成です。
8月最後の土日は富戸でがっつりダイビング!
30日はサンセット、ナイトも含め5本!31日はエンリッチを使ってじっくり3本!潜ってまいりました!
昨日はナイトもして遅くなってしまったので本日2日分のお写真をアップさせて頂きます!
早速お客様写真のご紹介です!

まずはこちら!サンセットで見ることの出来たトビヌメリの産卵!
見れてめっちゃ感動しました!
トビヌメリやヤマドリのようなネズッポ科に属される魚たちは夕方に産卵することが広く知られています。
が、しかし。潜酔可能時間が定められているポイントではそれを見ることは中々困難。
今回はイベントとして20時まで海が開放されていたのでこれは狙ってみるしかない!
と決意を胸にお客様と臨みました!

ネズッポ科の魚はオスが胸ビレにメスを乗せて水底から浮き上がっていき、ある程度の高さになったら産卵。その後雌雄は解散します。
まずはペアになっているトビヌメリを見つける事ができたらそこからはひたすら観察!
みんなで一緒に、小さな魚の控えめでささやかな逢瀬を見守ります。
想いが通じたその瞬間、トビヌメリがペアで上昇を開始!この時ばかりは僕もお客様も脳みそスパーク!!
浮き上がっていく際の、オスが胸ヒレにメスを乗せる仕草。
紳士に身を委ねる淑女のように、淑やかにエスコートされるメスの姿。
なんだか映画で見る舞踏会のような上品で美しい所作です。
その様子を見た僕たちは上品とかけ離れた精神状態で(うーらうらうらうらうらうらオラァ!!!)と心の声を上げながらひたすらシャッターを切る!
素晴らしい。皆様無事にその瞬間を収める事が出来ました。無事お見せできたことも撮影してもらえた事も感激です!

お客様写真を拡大してみるとそこにはしっかりと産まれたばかりの卵が写っていました。
夕日で赤く染まる富戸の海で感動的な時間を過ごす事が出来ました。

サンセットの後はそのままナイトダイブへ突入!
そりゃもちろんナイトトラップやるでしょう!
まるでナウシカの王蟲のように輝くトラップライト。
日頃ナイトができない富戸の夜を探る!!
結果から言うと、生物的には良い成果ではありませんでした。
トラップ的にはある程度の潮通しがあることが望ましいのですがこの日は日中から風も流れも一切無し。
厳しい気配は感じていましたがイベントDAYしかナイトが出来ない以上、やれる日にやってみるしかありません。
それでもやらなきゃ何もわからないし見られない!
浪漫と希望を持ってトライしてくださったお客様には感謝の気持ちでいっぱいです!

それでも日中には中々みる事のできない甲殻類やヒカリボヤ、なんの魚かはわかりませんが宝石のように美しい卵塊が流れてきました。

ここからは日中ダイビングのお写真となります!
いつの間にかペア解消していたニシキフウライウオ。
そのお陰?か元々の位置より綺麗なソフトコーラルのオスがポツンと付いていました。

写すのは難しいのですが穴の中で育卵をしている個体。
心なしか通常時より色彩が濃いように感じます。子育てファイト!

こちらはホタルビオニハゼのオス。
メスに比べて小柄で見つける事が難しいのと、逃げるのもメスより早く中々収めることが出来なかったオスを
見事に撮影してくださいました!

雌雄の見分けは背ビレで判別ができるのでよく観察してみて下さいね。

伊豆では数を減らしてしまったベニカエルアンコウ。
近年では温暖化の影響かイロカエルやオオモンカエルが増えてきましたが10年以上前にはこちらのベニカエルばかりでした。
時折会うことができるとなんだかホッと嬉しくなるんです。それにしてもお腹ぽっこりかわいいな。

富戸ではたった一つのニホンアワサンゴに付くアカホシカクレエビ。
お花のようなポリプがとってもかわいい。

引き続き観察できているアカモンガラ。
水温が安定しないので行動パターンは安定しませんがそれでも成長していて発見当時より大きく徐々に模様も出てきました。

育卵中のセボシウミタケハゼ。
わかりやすい行動に心奪われがちですがどの生き物も今、バトンを繋いでいます。

お客様が見つけてくれたクシノハカクレエビ。
僕も海綿を見つけては覗くのですが発見率はあまり高くありません。
よくぞ見つけて撮ってくれました!

富戸では何ヶ所かテーブルサンゴがありますがその中をよくみるともしかしたら見つける事が出来ますよ。
場所的にも生物的にも撮るのはとっても難しいのですが流石です!

君はいつだってかわいい。いてくれるうちは、見つけられる限りは。
何度だってご紹介しますアミメハギの幼魚。

こちらはナガサキニシキニナ(言いづらいけど何故か覚えやすい響きの貝の仲間)の卵。
その形状からワイングラスと呼ばれています。
紫色の卵がなんだか赤ワインに見えてきます。ちなみに僕は白より赤ワインが好きです。

見た目はカエルアンコウですが生態は全く別物。
一生を水面で浮かんで過ごすハナオコゼというお魚。
擬態→待ち構えて捕食
という行動は変わりませんが生息域があまりにも他のカエルアンコウと異なります。
どこでその分布が分かれたのでしょうね。
人で言う風来のトラさんみたいな感じなんでしょうか。
不安定でも、自由で粋な生き方に見えてきます。

僕の大好きなサガミツノメエビ。
その大きさ約8mm。1cmではないんだよなぁ。
小さくて地味に見えてよくみると色彩やデザインがすごく格好いいエビなんです。
見れるうちは擦っていきますよ!

フトスジイレズミハゼは本当にかわいい。
いつか日本中のダイバーにミジンベニハゼよりかわいいと言わせたい。
そんな写真を撮ってみたい。

かなり個体数が増えてきましたミナミハコフグyg。
どうやら人によって略し方が違うようです。
ミナミッパコ
ナンパコ
サウスボックス(今考えた)などなど。ちなみに僕はナンパコ派です。
そういえば富戸の人たちは箱型の軽自動車をケッパコと呼びます。
ローカルっぽくてなんか格好いいと感じるのは僕だけでしょうか。
いんやー撮れ高が多いとブログ書くのも大変!!
でも今日はサンセットやナイトもありしっかり書きたかったので頑張れて満足。
長いLOGをここまで読んでいただき感謝です。
更新頻度やボリュームもムラのあるブログですがよければ今後もご覧くださいね!
それでは本日もご参加頂き、素敵なお写真ありがとうございました!!
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